home>海で出会う
海藻標本を作る

海藻押し葉で、いろいろ遊んでみる。

まずは海藻を手に入れないと、始まりません。

海藻を拾いに行くなら、3月〜6月がいいシーズンです。潮がよく引く日ならなお良し。大潮の日の干潮時間帯の磯は、海藻サラダにして××人分の海藻で満ち溢れています。岩場は滑りやすいので、転げ落ちないように。

海が荒れた後の砂浜にも、沢山の海藻が打ち上げられます。転げ落ちる心配も無く拾うことができます。


タイドプールの中にも海藻。


岩の上にも海藻。
「海藻」と「海草」の違い…

海草は陸上の植物と同じように、根を地中にはり、その根から水や栄養分を吸収します。また花を咲かせ、種を作って増えていきます。
海藻の根は、単に岩などに体をしがみつかせる為だけにあり、栄養分は吸収しません。花も咲かず、胞子を水中に放出して増えていきます。
海草の代表例はアマモ。砂地に生える、ススキに似た単子葉類です。
海藻は…ワカメ・コンブに始まり、日本沿岸の代表的な種だけでも350種以上あるそうです。
海藻を家に持ち帰ったら、標本作りの準備を始めます。

以下に記す方法は、私が勝手に行っているズボラ法とでも呼ぶべき方法です。手軽で簡単ですが、ちょっと邪道なやり方かもしれないので、きちんとした標本作りには向かないかも…。
でも出来上がったものを自由に組み合わせたり、スキャンやコピーで遊べたりするので、「ちょいと海藻でおしばでも」という気軽な気分で試してみてください。
必要なもの:ボールや洗面器、週刊少年サンデー(ジャンプでも何でも可)、ケナフでできた排水溝ネット、ピンセット、押し板(ベニヤなどで良し)、小さくて重いもの



手順

1.ケナフでできた排水溝ネットを、一枚のシート状になるよう切り広げておく。海藻の量に合わせた枚数を準備しておく。

2.海藻を水洗いして、汚れを取り除く。

3.サンデーを広げ、ケナフシートを左右のページにまたがるように敷く。

4.水から引き上げた海藻を、ケナフシートの右側(もしくは左側。お好みで)に置き、形を整える。

5.サンデーをそーっと閉じる。

6.押し板を乗せ、さらに重しを乗せる。

7.数日放置(できるだけ通気の良い所に置く)。

8.ケナフシートを取り出し、そおぉぉっとはがす。海藻の根元側を最初にはがし、そこから指を入れてはがしていくと、海藻が破れにくい。サンドしている片方のシートをはがしたら、また海藻の根元側からもう片方のシートをはがす。

9.台紙無しのおしばが完成!


シャキーン! ペラーン!

肉厚なものや、のりの強い海藻の場合、ケナフが上手くはがれないことがあります。
さて、これから、出来上がったおしばで遊びます。



まずは王道のしおりから。
上からビニールの透明テープを貼って保護します。
本当は図書館の本の表に貼ってあるような大きな透明シートが欲しいところですが、買いに行くのも面倒だったので、家にあった梱包用の透明粘着テープを使ってみました。
しおり程度の大きさのものだったら、これで充分!


こちらはカラーコピーして作った便箋もどき。
おしばを自由に組み合わせて、コピーすれば出来上がり。簡単に同じものがいくつも作れます。複合機プリンタ万歳!
さらにスキャニングすると、もっと遊べます。


たりらりらー と踊る海藻集団。


たとえば「こんな画像」もあっという間にできあがり。